巫女と処女性
穢れを払い神を鎮める様々な行為を補佐する為、未婚、つまり処女であり心身ともに健康な女性が求められた。本職巫女の多くは神職の娘・近親者など、その神社に縁がある人が従事する事が殆どであり、既婚女性が努める事は一部の例外を除きない。近代においては一般募集の巫女も未婚女性であるが、現代女性が処女であるか否かは男女雇用均等法により募集条件と出来ないため公には条件とはされていない。
一部の仏教寺院では若い女性が白衣に緋袴という、巫女装束そのもの、又は類似の服装で奉職する場合がある。
本項で取り上げた大和の神道における巫女以外にも、「巫女」を「女性のシャーマン」として広義に解釈し、巫女と関連づけるのであれば、琉球のノロや台湾における?姨、韓国のムーダンの他、シベリア、アメリカ原住民、アフリカなどにみられるシャーマンなどがあげられる。また、フィクションでは西洋宗教などにおける神職を指すこともある。この場合は「神子」と表記されることが多い。
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古代ギリシア・ローマの伝説に現れる女予言者「シビル」なども「巫女」と訳される。神懸かりとなり神託を伝えるのはシャーマンの特徴である。
民間伝承では救世主を待望する異教徒のシンボルであり、キリスト教美術の図像にはアトリビュート(持物)として書物を持つ姿が多く見られる。